5月16日から20日まで、エリザベス女王即位60周年式典にご出席される天皇皇后両陛下が、羽田〜ヒースローまで政府専用機に御搭乗されるということで、20日の御帰国便を撮影すべく羽田空港へ出撃いたしました。
この日の天気は日は出ているものの曇りがちで視程もあまり良い状況ではなく、撮影には苦労しました。
JALのB787-8です。現在は成田〜ボストンのみの運航のため、羽田で見られたのは珍しいです。訓練か整備のために来ていたものと思われます。
一方のANAサイド。B787が2機ほど駐機しているなど、もはや珍しい機体ではなくなっている印象です!この日は下手したら747より見たかもしれません。
初来日から間もなく1年、今なおデリバリー待ちの行列は長い787ですが、ここまで日本が優遇されているのは共同開発を行ったANAや日本メーカーのお陰です!
中々遭遇しないモヒカン塗装もやってきました。ここまで間近で撮れたのは初かもしれません。
話が脱線しましたが、10時40分には「特別警戒」の名目で展望デッキはクローズ。それと同時にP3駐車場の6Fへ移動します。
お目当ての「御召飛行機」12時過ぎに23の着陸後、V1スポットへ駐機。機体は首相同様の千歳基地所属B747-400ですが、本日はコックピット上に日の丸が掲げられていました。
ご降機される両陛下。天皇陛下のご容体の悪化が連日報道されていましたが、この日は皇后陛下をお気遣いなされる一面もお見せになっていました。
ご降機を撮影した後は再び第二ターミナル展望デッキへ移動。千歳基地への帰投を狙います。
初撮影になった色つきのベアドゥ。帯広就航とともにこのカラーリングになったようです。
目の前で良い上がりを見せてくれたB747-400D。果たしてこの姿をいつまで拝めることか...。
羽田では珍しいA321を使用した中国国際航空機。
東京ゲートブリッジを背に帰投する千歳基地所属B747-400。今回も随伴機は道中で千歳へ帰還しており、1機での離陸となりました。
政府専用機のB747-400は2018年度中の退役で調整中とのことですが、果たしてあと何度このような栄光の御召任務を見ることが出来るのか気になります。