SL夕張号2日目は、夕張を散策しつつ乗車します。
本日は帯広の相方もやってくるので、撮影することは考えず、ひたすら散策しながら乗車します。
まずは列車で清水沢駅へ。ここから歩いて清水沢発電所まで向かいます。シューパロ川に沿って旧型の発電所設備やダムが並ぶスポットです。
清水沢発電所付近のバス停からはバスで南部へ。お決まりの大夕張鉄道の客車見学です。
南部から清水沢へバスで戻り、清水沢から新夕張まで列車で戻ります。清水沢駅には跨線橋も離合設備も無くなってしまいましたが、駅舎だけは大夕張鉄道時代からそのままでした。
新夕張へ戻るとSLが切り離されてました。
14:00、SL列車で新夕張発車。いつもキハ40で見慣れていた石勝線の夕張川橋梁を、天を焦がすような煙を吐きながら登っていく姿に多くのギャラリーが集まっていました。今回、ほぼ全区間で爆煙を拝めたように思います。もちろん、顔を外に出したらすぐに煤だらけになります(笑)沿線は撮り鉄に限らず、地元の人も手を振っていました。清水沢で30秒停車。大夕張の客車群の姿を思い浮かべていると、程なくDLとSLが声を掛け合って撮影でもお世話になった鹿ノ谷までの急勾配区間へ。トンネルの中でもほとんど窓開けっ放しでしたので、やはり煤だらけに。例のトンネル出口スポットにはやはり多くの人が集まっていました。
鹿ノ谷を鹿島キハ714のことを思い出しながら通過すると、14:30には終点の夕張到着。短いけれど凄く密度の高い旅でした。
夕張駅に到着。かつてとは比べものにならないほどの狭い夕張駅になってしまったため、この長編成の列車にはかなりキツキツでした。
名残惜しい気持ちを抑えながらSLを見送り、レースイでやっている鉄道模型イベントへ顔を出すと、大夕張鉄道保存会のサボ募金と去年買い損ねた夕張鉄道のDVDを発見したので速攻でゲット。以後東京までサボを担いで帰りました(笑)
その後は夕張のSL館を見学していきました。時間的にタイトだったため、石炭博物館までは観れませんでしたが、炭鉱生活館と北の零年希望の森には何とか間に合いました。
それにしても、本町から駅まではSLが嘘のように人がいなかったという状態・・・何だか寂しいけど、夕焼け空と趣のある建物がとっても綺麗でした。