ロンドン交通博物館で世界初の地下鉄を見る - Photomission R

ロンドン交通博物館で世界初の地下鉄を見る

2013年9月23日 | 鉄道
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ロンドン交通博物館で世界初の地下鉄を見る

英国遠征最終日は、ヨークからロンドンへ移動して博物館巡りへ。
まずはロンドン市交通局が運営する「ロンドン交通博物館」へ向かいます。世界初の地下鉄が開業したロンドンということで、貴重な地下鉄開業初期の蒸気機関車や電気機関車、そして電車と貴重な車両の展示を見ることが出来ました。

この日はヨークを朝のイーストコースト・トレインズの列車でキングスクロスまで向かい、そこから地下鉄ピカデリーラインで最寄り駅のコベントカーデンへと向かいました。

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キングスクロスからわずか3駅で最寄り駅のコベントガーデン駅へ到着。この駅はエスカレーターが設置されておらず、地上へはエレベーター(か、とても狭くて長い螺旋階段)を使わないと出られません。

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ロンドン交通博物館のエントランス。近くにアウトレットがあるせいか、とても人通りが多かったです。

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入館して最初に目に入った展示。東京メトロの路線図と思われるマップに駅名が日本語で書かれているわけですが、場所は殆ど適当だったりましす(笑)。これは世界の地下鉄を紹介するコーナーで、路線図(のようなアート)とその中に組み込まれている映像を使って各都市の地下鉄を紹介しています。が、日本の地下鉄紹介映像には何故か東武30000系やら曳舟駅が出てきて一気に現実に戻されてしまいました^^;

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「メトロポリタン鉄道」に所属していた400号客車。世界初の地下鉄となったパディントン〜キングスクロスの間を運行していた客車です。車内は多扉コンパートメント式になっています。

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世界初の地下鉄の最初の動力となったメトロポリタン鉄道のA型蒸気機関車23号機。ベイヤー・ピーコック製のタンク機関車ですが、地下で使用することを前提に設計されており、キャブの屋根がなかったり全体的に車高が低めになっています。地下で運用するということで、石炭もコークスや無煙炭を使用していました。

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1906年に電化された際に投入されたメトロポリタン鉄道の5号電気機関車「ジョン・ハムデン」です。地下鉄ということで、第三軌条方式での電化が行われています。

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現在のディストリクト線の前身となったメトロポリタン・ディストリクト鉄道で使用されていた1923年製のGストック電車。ロンドン市交通局になった際にQ23ストックと改番され、1971年まで使用されていました。

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現在のノーザン線の前身となったシティ・アンド・サウスロンドン鉄道の13号電気機関車と30号客車。蒸気機関車から始まったサークル線やディストリクト線のような浅層で比較的大型な車両規格の路線に対して、それ以外のいわゆる「チューブ」という愛称で親しまれているような深層を走る小型規格の路線の始まりになったのがこの鉄道です。
深層を走るということで初めから電気機関車でしたが、閉所が苦手な方には間違いなくつらいものだったでしょう。

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ノーザンラインを始め、チューブ区間で活躍していた1938ストック電車。1988年で引退しましたが、その後もワイト島の鉄道に譲渡されて活躍しています。また、ロンドン市交通局でも保存車として1編成保有しているようです。

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かつてロンドン市内にも走っていた2階建路面電車。道路混雑という日本の都電と同じような理由でイギリス本土ではかなり早い時期に廃止となり、地下鉄や2階建バスにその役割を譲りましたが、当時イギリスの植民地だった香港に今なお残っています。

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もはやお馴染みの、ロンドン名物2階建バス。最近はもう少しスッキリしたデザインの新型に置き換わってしまいましたが、やはりこの独特のボンネットを持つ個性的な顔つきはイギリスという国を象徴する乗り物という印象です。

その他、博物館では150周年を記念して、各時代のポスターを一挙に展示する特別展を開催していました。中にはロンドンを爆撃された後のポスターや戦前のコリンデールでのエアショー告知のポスターなど歴史を感じさせるものも多く、つい見入ってしまいました。

なお、このロンドン交通博物館もアクトンに専用の所蔵用車庫を持っています。ただ、ヨークと違って入れ替えは難しそうなので、本館についてはある程度展示物は固定されているようです。また、アクトンの車両の数点は動態保存されており、年に数回運行が行われています。...車種を問わず、イギリスの鉄道保存の意欲にはただ驚かされるばかりです。

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