大きな窓にアンチクライマーという、かつての京急の伝統を守り抜いてきた1000形。地元の京成押上線でも幾度と無く乗った車両ですが、残念ながら新1000形ステンレス車の増備によって、6月に形式消滅を迎えることとなてしまいました。
さよならヘッドマーク取り付けなど、引退へ向けてのイベントが進む中、毎年恒例の京急ファミリーフェスタで展示されるということで、ゆっくり撮影できる最後のチャンスを逃さまいと出撃して参りました。
毎年恒例となってる京急ファインテック久里浜工場でのこのイベントですが、実はこの時が初参加でした。京急久里浜駅で降りてから、無料のシャトルバスで会場へ向かう形ですが、特に待ちもなく乗ることが出来ました。
会場についてからは真っ先に1000形の展示してある撮影会場へ。現在主力の1345Fと1243Fの2編成がセンターに展示してありましたが、やはり最後だけあってかなりの人だかりとなっていました。
隣には2000形と新1000形、600形ブルースカイトレインと羽田国際線ターミナルプロモのHMをつけた2100形が展示されていました。
撮影会場の後は保存車展示コーナーへ。京浜電鉄と湘南電気軌道の車両が展示されています。湘南電気軌道51形の方は、後に京急230形となった車両です。
湘南電気軌道51形の車内。
検査中?の1000形1381F。反対側はかつての「快特」サボです。
800形にはローレル賞記念ヘッドマークが取り付けられていました。
車庫内には1375Fと2100形が並べて留置されていたり、クト2が1000形の中間車を牽引した状態で展示されていました。
4編成の1000形が展示エリアに集結しており、数日後には形式消滅という現実がイマイチ実感がわきませんでした。それくらいお腹いっぱい1000形を眺めることが出来たので、多分もう思い残すことはないと思います。形式消滅しても琴電で会えるわけですし、それほど不安感がないのかもしれません(笑)