三沢基地航空祭の飛行展示第二弾。
昼頃には二度目のF-2の機動飛行、三沢のマスコット的存在「ミス・ビードル」復元機のフライト、そしてB-52爆撃機のフライバイがありました。
午前中は本来ならば千歳基地所属のF-15Jがリモートで機動飛行を披露する予定だったのですが、この日北海道方面を襲った台風に起因した爆弾低気圧の影響でキャンセル。同様に昼頃フライバイ予定だったU-2偵察機のフライバイも中止になっていました。
初めて三沢〜米国本土を無給油で飛行した「ミス・ビードル」号のフライトが行われました。実機はすでに売却された後1930年代に墜落してしまったので、2003年にアメリカで復元された機体です。復元後は資金難などで何度もフライトは中止、延期を繰り返してきましたが、2011年にようやくメモリアルフライトへとたどり着きました。
アメリカでは個人レベルでもよく行われている航空機の復元保存ですが、日本では航空機の保存自体が珍しい話なので、こういったクラシカルな機体が飛ぶ光景はかなり貴重なシーンだと思います。
余談ですが、三沢市ではいたるところでミス・ビードルをモチーフにしたキャラクターやイラストを見かけました。それだけ、この機体が三沢市にとって重要な意味を持つものなのでしょう。
のんびりとしたクラシカルプレーンの飛行の後は、またもF-2が機動飛行で飛ばしてくれました!
ベイパーを出しながら、ハイレートを連発していました。
F-2の機動飛行が終わった後に南方から巨大な機影が...
米空軍のB-52爆撃機です。8発のエンジンから廃棄煙を吐いてパスして行きました。グアムからアラスカに帰る途中に立ち寄ったらしいです。
迫力を通り越して不気味さを醸しだす機体ですね、爆撃機というのは...。
そしていよいよ午後からは、ブルーインパルスが登場します!