首都圏の陸自ヘリ部隊の拠点となっている木更津駐屯地。総合火力演習で陸自ヘリの魅力に取り憑かれてしまったので、再びコブラやチヌークの飛びっぷりを見に出かけてきました。
この日は始発に乗って木更津駅に到着には7時過ぎくらいに到着。シャトルバスは8時から運行予定だったので待たずにそのまま歩いて20分ほどで到着しましたが、人があまりにも少ないのにある意味驚きでした。
8時半に開門しても、ダッシュする人の姿はなく、まったり最前列をゲット。場所が取れたら早速地上展示を見に行くことに。
今年もありました痛コブラ!昨年はまどかマギカの暁美ほむらが描かれていましたが、今年はオリキャラの木更津茜となり、ラッピングのクオリティもかなりの本気度です!トーイングカーも痛車仕様になっているだけではなく、コスプレイヤーまで登場してかなり大盛況となっていました。
今年は木更津駐屯地40周年記念ということで、先ほどの痛コブラ以外にも基地所属機にはスペシャルマーキングが施されていました。UH-60JとLR-2の40周年記念機です。
いつまで見られるか分からない海自のYS-11や空自のC-1、そして厚木の米海軍からはSH-60のCAG機がやって来ました。
記念式典は9時から行われ、観閲飛行に移ったのは10時半頃でした。目前に駐機されたコブラやチヌークが一斉にローター回し始め、大編隊のために離陸して行きます...が、この日はチヌークとコブラ各1機ずつが異常のためか飛び立つ事が出来なかったようです。
20機以上の軍用ヘリによる大編隊は圧巻です!特にコブラは7機で美しいフォーメーションを見せてくれました。
連絡偵察機LR-1とLR-2によるフライバイ。LR-1は三菱MU-2をベースにした機体ですが、間も無く全機退役となります。
観閲飛行の後は各ヘリの紹介と訓練展示になります。まずは偵察ヘリのOH-6DとOH-1ですが、OH-6Dの方は総合火力演習では展示されなかったので、今回が初撮影となりました。
対戦車ヘリのAH-1Sコブラ。低空で機銃を動かして空砲を打つデモを行いました。
特別輸送用ヘリのEC-225LP。首相や天皇陛下といった要人輸送用に使われている、米軍風にいうと「アーミーワン」にあたる機体です。
訓練展示におけるチヌークからの空挺部隊のパラシュート降下デモと、UH-60Jからのラペリング降下デモ。降下中はコックピット後方の窓から機銃を構えて敵を警戒しています。
降下後も、機内に搭載された機銃を撃ち続け、上空から支援します。
チヌークは総合火力演習でもお馴染みの車両吊り下げデモや偵察バイクが登場していました。
結局、訓練展示が全て終わったのは11時50分。1時間近く陸自の主力ヘリが飛び回っていたことになります。
この航空祭は午前で全てのデモフライトは終わり、午後からは事前応募によるチヌークの体験フライトになります。デモフライトが終わった所で即座に退散し、次の目的地へ向かうために木更津駅へ戻ります。